北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0664】Christophe Bryczek Chambolle-Musigny 2005

 
ドメーヌ・クリストフ・ブリチェック・シャンボール・ミュジニー
 
 ここまでで大分できあがった状態で、なんとシャンボール・ミュジニーが登場。村名とはいえ2005年産。これはごちそうだぞ…。
 
 まず色をチェック。それほど暗くない、ブルゴーニュ産ピノ・ノワールとしてまずお馴染みの雰囲気。匂いをかぐと、まずは果実っぽい匂いと軽いチョコの香りがするんだけど、この時点ですっかりできあがっていたせいで、どうも嗅覚がはっきりしない。
 
 口をつけてみると、思ったよりも酸味が先行した、甘酸っぱいタイプ。で、その後からタンニンがぶわぁと立ち上ってくる。ただ、酔っ払っているせいで、タンニンの構造が云々、というのはよくわからない。一時間ほどすると、森のような、切り株のような匂いが鬱蒼とグラスのなかに籠もり始め、なかなか立派な風采に。ところが、すっかり酔いが回ってしまって、ここからは鼻の機能が極度に低下。せっかく立派なワインの相伴に預かったのに、たんまりといただくには至らなかった。うーん、シャンパーニュを欲張りすぎたかなぁ…。