北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0726】Rocca Ventosa Cerasuolo d'Aruzzo 2010

 
ロッカヴェントーザ チェラスオーロ 2011
 
 今日の夕食はお寿司と軽いサラダ。これにはあんまり濃くないワインがいいと思って、ロゼを選んだ。とはいえ、イタリアはアブルッツォ州のロゼは「チェラスオーロ」と言って色がかなり濃い。こいつもボトルを見る限り、ロゼとしてはかなり濃いめの赤色にみえる。
 
 とはいうものの、グラスに注げば朱色の液体、いくらブルゴーニュの一部赤が薄くてもここまで朱色のやつはさすがになさそう。匂いはあまり感じない。口に入れると、ロゼらしい、柑橘のようなみかんの皮のような風味と、ロゼにありがちな、口のなかをチョロっと通り抜けていくような特有の酸味、サクランボのような甘酸っぱさがやってきた。タンニンがほんの少し混じっているような気がするけど、あくまでほんの少し。かなり単純なワインのような気がするけど、気軽に呑むには十分な美味しさだし、「薄い」と感じるタイプのロゼでは無く、全般的に力強い風味。おいしいロゼだと思う。