北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0731】E Got Trebbiano Chardonnay Rubicone (N.V.)

 
“エゴット” トレッビアーノ&シャルドネ
 
 料理用白ワインが切れたので、適当に安ワインを探してみたら目に留まったのがこのワイン。トレッビアーノとシャルドネのブレンドで規格はIGT、よく見たらヴィンテージも入っていない。これはきっとやる気のない、しまりのないイタリアワインでしょう、とワクワクしながら抜栓。
 
 グラスに注いでみると、思ったよりは黄色のしっかりとしたワインの色、少し緑色がかったスペクトルで新鮮そう。匂いをかぐと、メロンと新鮮な花の匂いがかなりしっかりと漂ってきて、鮮度が良いような印象が強い。これまたおいしそう。
 
 口に入れると、まさにそのメロンのような匂いが来て、鉱質は意外と豊か、ワインがふくよかなだけでなく、張りのある展開。酸味が欠けすぎていて締まりは全く無いけれども、張りがあるので幾らかカバーはできている。口のなかで膨らみが風船のように膨張していくところがあって、締まりが無いというより本当に風船みたい。なんだこりゃ。今日の夕食はスパゲティアラビアータで、もちろんこれを邪魔することも無い。メロンの香りがちょっとわざとらしいけど、価格帯的には十分。