北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0742】Louis Latour Macon-Villages Chameroy 2010 (ハーフボトル)

 
ルイ・ラトゥール マコン・ヴィラージュ シャムロワ [2010]
 
 ルイ・ラトゥールといえば(高級ではないかもしれないにせよ)ブルゴーニュの白ワインのベーシックメーカーで、そのまたベーシックな白ワインがどういう味なのか、今日と明日の二回にわけて検討してみたくなってきたので買ってきた。輸入元・購入店が同一のハーフボトルの、ベーシック白とマコン村の白を比べてみよう!今日はまずマコン村の白で。
 
 まず、色をチェック。若々しそうな白ワイン色で思ったよりも粘性がある。ほのかな蜜と水飴の匂いが来て、その後にメロンの匂いが嫌みじゃない程度に浮き上がってくる感じでおいしそう。驚いたことに、ビスケットのような匂いを幾らか伴っている。
 
 口をつけてみると、まず柔らかなアタックとまろやかな甘み、ふんわりとした感触を堪能した後に、八朔めいた柑橘の味がおいかけてきた。ローソクみたいな風味もちょっとだけ感じられて、全体的に円満なつくりと感じる。値段に比べてリッチなワインだと思った。よくできているのでは?