北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0780】Johanneshof Reinisch Pinot Noir 2011

 
[2010] ピノ・ノワール / ヴァイングート・ヨハネスホフ・ライニッシュ
 
 今回は、初めてのオーストリアワイン。品種はピノ・ノワールで、ブルゴーニュ産とどう違うのかが楽しみ。
 
 色を見ると、暗さと透明さをともなった、ピノ・ノワールとしては割と普通の色をしている。匂いをかいでみると、少し籠もったような木の匂いとフルーティーな匂いがする。少し冷やしてかかったせいかもしれない。
 
 口に入れてみると、明るい!味わいが「明るい」というのも変な表現だけど、ベリーのような味と軽いタンニンが来るんだけど、口当たりがすごくライトでまろやか。ちょっとだけミントなんじゃないかと思う雰囲気もあるし、ニュニュっとしているところも。それでいて後味はすっきりと切れて、余韻が残るのとは正反対。あー、そうだ、味の輪郭もはっきりしているのか。「デジタル」って言葉も似合うかもしれない。これはかなり旨いワインだ!
 
 ※二日目もだいたい同じなんだけど、酸味が強まってニュニュ感や「明るさ」が消えて面白さが減退した。一日目のほうが確実に良かった。