北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0794】Le Macchiole Messorio 2006

 
レ・マッキオーレ メッソリオ[2009]
 
 続いて、マッキオーレのメッソリオを見つけたので、これも試飲してみた。メッソリオは、以前2002年のハズレヴィンテージ品を飲んだら枯れ果てていて残念だったので、雪辱もかねて。
 
 まず、色はとても濃くてはっきりと紫色がかった不透明色をしていて、さっきのバローロより濃くて紫色がしっかりしている。匂いは蝋のようなやつと、コケモモ系というか、先日のパレオ・ロッソをどうしても思い出す。試飲環境でもこちらは強烈な匂い。
 
 口につけてみると、人懐っこくて甘味を伴うおいしさ。先日のパレオの中盤くらいのパワーと甘味ながら、ふっくらしすぎていなくて端正そう。グラス一杯分しか飲んでいないのでそれほど多くのことは分からないし、二万円台の値打ちがあるのかどうかも分からないけれど、とりあえず「おいしい」らしいことはわかった。そこから先を確かめる為に二万円出しますか?と言われたら躊躇するけれど……。
 
 結局、高いワインを買うにあたっては、購入ショップや輸入業者や作り手を知っておいたうえで“賭け”たほうがよさそう、と思う試飲になってしまった。