北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

ワインの記録が800回を超えた

 

 
 この「ワインの記録を1000本つけてみよう」は40歳の自分自身に何かくれてやろうと思い立って、とりあえず1000本記録を続けてみたら良いことでもないかな?と思ってスタートしたものだった。あれよあれよとワインの酒量が増えていき、身体がワインに馴染んでしまった。最近は、日本酒を飲むとすぐしんどくなり、スピリッツのロックでもいただこうものなら、掌がほてってしまう。ところが、ワインだけは別腹。同じアルコール量なのに、ワインだけは悪酔いもせず、掌もほてらず、活力がみなぎってしまう。このあたりは、肝臓の代謝習熟度によるのかな?ただし、安いスパークリングワイン、安い白ワインは例外で、掌がやられてくる。どうしてなんだろう?
 
 飲めば飲むほどピノ・ノワールがおいしくておいしくて困る。安くてもだいたい何処かしら美味いし、高いやつは変化に富んでいて、もちろん美味い。スイスイ飲めてしまえるし、若いボトルをしびれをきらして呑んでしまっても一応呑めないことがないのがありがたい。高いカベルネやメルローも凄いけれど、ピノ・ノワールの「これでもか」といわんばかりの美味さ・派手な香りのたちこめ具合が、やめられない。もちろん香りがグラスにこもっているタイプも結局美味い。ずるいぞピノ・ノワール
 
 そうはいっても、まだ世の中にはピノ・ノワールだけでも未知のエリアがいっぱいだ。オレゴンやドイツのピノ・ノワールはまだ呑んでないし、ブルゴーニュだって北部の品は高くてあまり手が出ない。この品種ばかり呑む人がいるのもわかるような気がする。慌てず騒がず、順番に手を伸ばしてみよう。