北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0803】Ensoleille Chardonnay (N.V.)

 

 
 このワインはイオンをうろうろしていた時に「500mlの白ワイン」を見かけて、思わず手にとってしまったもの。みればシャルドネで、チリ産とある。しかもそんなに高くない。衝動買いして自宅でチェックしてみると、「ノンヴィンテージ」で「日本で瓶詰めしました」と。やられた!けれども、そういうワインと対峙してみるのも勉強になるかもしれないと思い、改めて挑戦。
 
 色は、かなり薄めの白ワイン色で普通。薄すぎないだけいいかなと思った。で、匂いはたぶらかすような甘い匂いと澄んだ爽やかな匂い。揮発性が強い。おっいいじゃないか!メロンのような匂いもよぎって、南国系シャルドネの雰囲気がする。で、口に入れてみると、意外なことに甘さ控えめ、塩分を感じる!塩っぽいシャルドネだぞ!酸味はそれなりしっかりしていて、ふっくらというよりシャープな体つきのワインで、当初の匂いとはアンバランスな気がする。この塩味の強さ、評価が分かれそう……というより減点対象っぽいけれど、個人的には塩っぽい白ワインかなり好きなので、ごくごくいける。そのうち、安ワインらしく香りの化けの皮が剥がれてきたので、塩味がアクセントというか、かえって救いになる展開になった。