北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0815】Gulfi Valcanzjria 2011

 
グルフィ ヴァルカンツィリア[2011]
 
 今日はキノコパスタの残りとジャガイモとチーズの炒め物のようなものと一緒にワイン。こういういい加減な食べ物にはイタリアワインが最適だろうと思い、久しぶりにグルフィの白ワインを選んでみた。
 
 色は、少し赤みがかっているような、白ワインの平均よりは色が濃い感じ。匂いをかぐと、若いシャブリから米糠臭を取り除いたような、澄み渡るような匂いが漂ってくる。蜂蜜臭は少なめで……あれ?米糠みたいな匂いがしてくるような……識別できないぞ、きっと。
 
 さて、口をつけてみると、目の醒めるような酸!酸っぱくてストレート、レモンと八朔を足して2で割ったような。糖度は意外と高そうで、後味にはしっかり甘みが残っている。シャブリのような爽やかさはあるけれど、風味の輪郭は非常にくっきりしているし、ヘンに痩せていたりせず、愛想がいいような気がする。どこのワイン風ですか?と問われるとさっぱりわからなそうだけど、さしあたりバランスのいいワインだと思った。