北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0820】Antoine Chatelet Monthelie 2007

 
モンテリー・ルージュ[2007]年・限定輸入品・アントワーヌ・シャトレ
 
 今日の夕食は唐揚げとサラダと混ぜご飯を中心にしたもの。これに、軽めのピノを充ててみようと思って、今回は安ブルゴーニュメーカーのアントワーヌ・シャトレの一応村名を選んでみた。エリアはモンテリで、あまりごつくなさそうな2007年産。さて、吉と出るかどうか。
 
 匂いは予想していたよりは揮発性が強いような気がするけれど、よくできたボジョレーみたいな甘い匂いのような気がする。よくできたガメイとピノ・ノワールの識別って、なんだか難しいような気がする。
 
 口に入れてみると、甘くてほっこりした味で、思ったよりは酸味優勢ではない。派手さはあまり感じられず、むしろガメイみたいな人懐っこい甘さがあって、ますますもってボジョレーとの鑑別が難しそう。タンニンは柔らかくて呑みやすく、コクが意外とあって、酸味はあるけれども目立つような感じじゃなかった。滅茶苦茶うまいわけじゃないけれども、料理と一緒にサクサクと呑めるようなワインだった。
 
 ※二日目になると、酸っぱさが先立つようになり、ほっこり感が消えてなくなって没個性な安ピノぽい雰囲気になった。初日であけないとだめだったのかな。