北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0830】Gratiot Maison Brut (N.V.) (ハーフボトル)

 
ジェラール・グラシオ メゾン シャンパーニュ ハーフ
 
 ちょっと仕事が立て込んでいて、夜9時にワインを開けることになったので、ハーフボトルの泡にしてみた。
 
 グラスに注いでみると、なんだかピンク色と見まがうような液体が出てきてびっくり。一応、グラスにおさまると金色っぽいけれども、それでも赤みがさしてみえるのは明らか。細かな泡が気持ちよく上昇していく。匂いをかぐと、漬け物っぽい匂いが優勢でごってりしている。菓子パンのような匂いも混じっていて、おいしそう。
 
 口に入れてみると、酸味が舌の奥に突き抜けるようで、初手から緊張感が強いというか、金属感が強めで、えらくつっかかってくる。グレープフルーツみたいな酸味よりも、そっちのほうが気になるような。スペイン産のカヴァをのキンキン感ってこんな感じだったのかな?と思い出してみるも、最近カヴァはさぼっていたのでよくわからない。あと、炭酸水のようなゴワゴワした感じもあって、なんとなく荒っぽいと感じはする。味のスカラー量はどれも強いけれども、丁寧、という印象ではなかった。
 
 ※前回もほとんど同じような感想を持っていたので、そういう性質のワイン、と今は思っておくことにした。