北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0838】Le Macchiole Bolgheri Rosso 2011

 
レ マッキオーレ ボルゲリ ロッソ 2011
 
 今日は肉料理と一緒に、久しぶりにトスカーナの、国際品種っぽいワインを。まず、色は紫色がかったとても濃くて不透明な赤ワイン色、匂いはむせかえるような果実味で、奥から酸味を予感させるようなやつが少し匂っている。
 
 口をつけてみると、甘さ控えめで柔らかなアタック、タンニンは滑らかで、サクランボ系の酸っぱさを伴ってはいるけれども余韻に酸味があまり残らないせいか、円やか。ただ、この値段に見合ったワインなの?って言われるとよくわからない。これといった欠点は無いし、柔らかいけれど、ただそれだけっていえばそれだけのような。うーん……。
 
 ※翌日は甘みと果実味が増したうえに、少し埃っぽくなって「ボルドーのようだけれども愛嬌がいいから違うっぽい」という、だいぶいい具合に変化した。こなれ具合も一層良い。