北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0870】Vincent Stoeffler Alsace Riesling 2011

 
ドメーヌ ストフラー リースリング 2011
 
 今日の夕食はワタリガニの煮物、ハンバーグ、ハムとガーリックのたっぷり入った野菜サラダ。これに合わせるのはアルザスリースリング。こいつは以前にゲビュルツトラミネールが素晴らしかったメーカのもの、ちょっと期待してしまう。
 
 色は辛口リースリングにしてはしっかりとした着色で、黄色っぽさを帯びている。匂いをかぐと、なんだか甘口ワインを連想させるような、干しアンズ系の匂いがしてくる。澄んだ花のような匂いはその奥から。これはもしや本当に甘口系?
 
 口にいれてみると、まず甘みは来るけれども酸がしっかりしている、結構しっかりしているぞ!後味はキリっとシャープで、だれるところがない。二口目からはアンズが吹き飛んで爽やかな辛口リースリング系の風味がしっかりと漂ってくる。ほー、これはいい!それでいて甘みが無いかというとそうでもなく、潤いと酸味と甘みがしっかり。リースリング自体が久しぶりだけど、こんなに美味いものだったっけ?中肉中背のワインというか、けちのつけどころのない一品だった。
 
  ※翌日は、前日よりも果実味が強く感じられるようになった。太めの白ワインになったというか。リースリングなのに。