北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0886】Solaris Schiopettino (ヴィンテージ不明)

 
 ※インターネット上に情報なし。
 
 さて、出だしは上々だったので、思い切って赤ワインをもう一杯、それと2.5ユーロのトマトのブルスケッタとおつまみとして。
 
 この赤ワインは初めての土着品種、イタリア北東部のスキオペッティーノ。これがこの店で5ユーロで呑めるってどういう代物だろう。見た目は思ったよりも不透明で、そんなに青色がかっていない。匂いは、はじめから森の切り株のようでぞくぞくする。口当たりは柔らかく、びろうどのようだ。つっかかってくるところがなく、なで肩。おつまみとも割とうまく付き合ってくれて安心。いい品種だ、それともこのメーカーがいいのか?どちらにしても満足のいく初体験となった。
 
 もうこの店でのんだくれてタクシーで帰りたかったけれど、今日じゅうに済ませておきたい用事があったので、泣く泣く撤退。しかもおつまみが特大サイズで、これじゃあイタリアのリストランテで夕食なんて摂れないっぽい。そうか、日本人はワインバーのハッピータイムにつまみで夕食を摂ればいいわけか。