フィリップ・ボレール リースリング
このワインは、以前に2010ヴィンテージを呑んだら案外いけていたアルザスの安リースリング。今回は2011年、どんなものでしょう。
色は割と普通のリースリング色をしていて可も無く不可も無く。匂いも澄んだリースリングらしい爽やかさで、これまた普通。前回は甘口っぽい匂いだったらしいけれど、今回は辛口然としている。
口に入れてみると、すごくオイリーなタプタプ風味が口のなかに広がって、そこから爽やかで後をひく酸味、軽い苦みが。とはいえ夏蜜柑系の甘みも案外あって、バランスはけっこう良いほうでは。今回は香りも味も辛口らしくてとてもアルザスな雰囲気だった。
※二日目になると、風味が全体的に小柄になってしまったような。テーブルワインっぽい風采に。