アルタス・クンブレス・ヴィオニエ 2011
今日はアルゼンチン産のヴィオニエを選択。800円未満でゲットした品だけど、ヴィオニエは安くてもおいしいような気がするのでやってみることにした。
まず、色はこってりした黄金色で、照りもあって粘性も高い。これだけみると高そうなワイン。で、匂いをかいでみると、ハチミツとトロピカル臭が混じっていてとても豪華、ヴィオニエだから不思議ではないんだけど、それにしたって立派。
で、口にしてみると、びっくりするほどしっかりした酸味と少し澄んだ植物エキスな風味、甘みもいくらかあるけれど、まず酸味が前に。メロン風味は控えめで、ちょっと高い白ワインを連想する感じが満点。うわー、これブラインドで呑んだら何って答えているか見当もつかないぞ?
ただ、そこはやはり安ワイン、30分もするとメッキが剥がれてくるというか、酸味が段々弱くなってきて、甘みも弱くなってきた。それでも、メロンの風味はそれなり残っているし、張りもある。ちょっと苦い感じもするけど、価格的にはアリな部類じゃないかと。