テッラマーレ・ヴェルメンティーノ・マレンマ・トスカーナ・ビアンコ
今日は久しぶりにお気に入りイタリア品種・ヴェルメンティーノでつくられたワイン。メーカーはメリーニ社、ヴィンテージはこの品種にしては古い3年以上前の2010。でもやっぱり期待。
色は、照りのある黄金色をしていてびっくり。もっと色の薄い品種だったはず。匂いも意外、少しアーモンドっぽさを帯びたハチミツの匂い、それとオイリーな匂いがする。なんとなく「アルザス産リースリング＋フリウリのリボッラジャッラ」というような匂い。
口に入れてみると、思ったよりも甘みがあって、後味に独特な植物系の香りがやってくる。ソーテルヌとか、珍品リキュールを連想させるような怪しい匂い。ワインそのものの濃度は薄めで、酸もそんなに強くないんだけれど、軽いところで独特のオモシロワインに仕上がっている。これはめっけもんだ！まごうかたなき当たりイタリア白ワイン、もっと若いヴィンテージを見つけたら買ってみよう、と思った。
※翌日、残した半分を呑んでみると、少し酸化したような。でもまだまだ現役。これで1200円台はやっぱりお買い得。
