マリー・ド・ビセイ NV
季節柄、泡モノを呑んでみようと思って選んだのはこれ。色は、スパークリングワイン全般のなかでもかなり淡いほうで、白っぽい、とさえ言えそうな。泡は大粒のものがシュワシュワと立ち上り、水面にもたくさんの泡が浮かび上がっている。匂いは、まずふっくらパンのようなイースト系の匂いがパァっと広がっておいしそう。
口に入れてみると、うお酸っぱい!酸味が爽やかで夏蜜柑のような甘みが駆け抜けていく。さっぱり系のシャンパーニュだ!とはいえ苦みも重さもそれなりのもの、ヘナヘナのスパークリングワインと違ってシャッキリとしている。僅かに金属感があるのもシャッキリ感の原因かもしれない。少しゴゴワしていて上品とは言い難いものがあるけれど、揃ってるものは揃ってる泡モノだった。