北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1054】Chateau Larrivaux Haut-Medoc 2006 (ハーフボトル)

 
シャトー・ラリヴォー 【2009】
 ※リンク先はヴィンテージが異なり、フルボトルです。
 
見た目は、案外ちょっと茶色っぽいワインながら、透明感が全く無いほどではない。匂いを確かめると、まず線香と甘いジャムみたいな系統の匂いが。ニスのような強いやつも伴っている。
 
 口をつけてみると、甘みよりも酸味、というよりキュッと酸っぱい果実味が目立つ。あんまりコクは感じられないけれども、後味の余韻は結構長い。タンニンははっきりしていて、上顎に収縮感がしっかりくっついている。ワイン慣れしていない人にはきつそうな感じ。
 
 でも、しばらくしてくると森の下草みたいな、熟成ワインらしい風味を伴うようになってきてなかなか立派に。そこからの変化はあまり無いけれども「ちょっと良いワインを飲んでいる感」みたいなものは伴っていた。