北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1082】Dealv Mare Clos Buzao Pinot Noir Reserve 2011

 
[2011] クロ・ビュザオ ピノ・ノワール(ルーマニア・デアルマーレ)
 
 これは、前回えらくおいしかったルーマニアのワイン。違う入手ルートながら、もう一度出会う縁があったので改めて挑戦してみることにした。今回はうきうきワインの玉手箱経由の入手。
 
 まず、色は大層濃くて不透明感すら伴った赤ワイン色。これだけでピノ・ノワールと当てるのは無理だと思う。でもって香りのほうは、うっすらと草餅みたいなやつが来て、なんだか奥ゆかしい。やっぱりこれだけだとカベルネフランを連想したくなる。
 
 でもって、口に入れてみると、しっかりとした酸味がある!前回に比べると酸味が前に出た格好で、そこにヨーグルトっぽい爽やかさがくっついている。コーヒーというよりコーヒー牛乳のような円やかなコーヒーっぽさを伴っていて、相変わらず甘みは少なめ。やっぱり典型的なピノ・ノワールからは遠いけれども一種独特のおいしさをゆく感じ。凄く良いというわけでないけど、決して悪くは無いと思った。
 
 ※翌日。前回の一日目のような、ヨーグルト系の風味満点のフレーバーに。今回は翌日のほうがおいしい。やっぱり捨てがたいかな。