北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1172】Anselmi San Vincenzo 2013

 
ガルガーネガ・ヴェネト州・イタリアワイン【6本〜送料無料】サン ヴィンチェンツォ 2014
 ※リンク先はヴィンテージが異なります
 
 まず目を奪われたのはスクリューキャップ。この地域のワインでスクリューキャップはあまり見たことがない。でも、便利で楽ちん。見た目は少し緑色がかっていて、ソアーヴェクラシコ系としては金色がかっている。 
 
 香りを確かめてみると、それはそれは爽やかで、柔らかい香り。うまそう。でも、この香り、ちょっとメロン&黄桃めいていて変わっている。これどうやって作ったんだろう?もしかして樽を使っている?
 
 で、口をつけてみると、そういうメロン黄桃系の香りを押しのけて、ソアーヴェ系らしい柔らかい酸が来た。でも、ここでもメロンが強くて、ちょっとくどいように感じられる。おかしいなぁ、これって純系ソアーヴェじゃ無いんじゃないの?と思ってネットを調べたら、やっぱりそうで、シャルドネが15%も入っているとのこと。でも、後味の淡さはソアーヴェに相応しいもので、それでいて口に含んだ時の風味の膨らみはソアーヴェ以上のもの。
 
 うーん、慣れてくるとこれはこれで美味いような気がする。ただ、この美味さは(ピエロパン社でいえば)ラ・ロッカに近いものでカルヴァリーノに近いものではない。だから好みではないといえば好みではないけれども、十分すぎるほど美味いもので、少し温度を下げたらさらに美味くなった。