北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1174】Borgo Sole Frizzante Rosso Amabile (N.V.)

 
ボルゴ・ソーレ・フリッツァンテ・ビアンコ・アマービレ
 
 暖かくなってきた春の夜に飲む甘口スパークリング(赤)ワインは、素晴らしいデザート。これを、嫁さんと山分けすることにした。この手のワインとしてはランブルスコが有名だけど、これは複数の土地の葡萄を混ぜた、非ランブルスコ。調べると、ヴェネト州ソアーヴェに使われる葡萄も混じっていて、なんだかよくわからない組成
  
 まず見た目。激安ランブルスコほど薄い色ではないけれど、濃いというほどでもない赤ワイン色で、細かな泡がたくさんくっついている。香りはそれなりにランブルスコに似ていて、飲むヨーグルトっぽい香りがしっかりと漂っている。
 
 口に入れると、意外と甘みがしっかりしていて、なおかつその甘みが木イチゴとかそっちを連想させるような溌剌とした成分+桑の実とかを連想する淡い甘み。酸味が後味としてしっかりしていて、これはヨーグルト+白葡萄系のやつ。ソアーヴェ系のガルガネガ種のおかげなのかな?後味が清々しい&さっぱりしていて、安ランブルスコにありがちなくどい風味が全然感じられない。濃さはあまり感じないけれど、純正系ランブルスコではなく、白ワイン系の葡萄を混ぜている長所が存分に活かされているような。こういうのも良いなぁと思った。