北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1180】Domaine de Valliere "La Moutonniere" 2012

 
ブルゴーニュ・ピノノワール ラ・ムトニエール [2012] ドメーヌ・ドゥ・ヴァリエール 
 
 今日は、たぶんそんなに高くなかったはずの平格ブルゴーニュを。まず見た目は、とても薄いガーネット色。ロゼというほどじゃないけれど、いわゆる「赤ワイン」としては一番薄い部類。ちょっと茶色っぽい。香りは意外と素敵で、ちょっとジャムの籠もったような、それと革製品みたいなやつがやって来る。意外とこれは旨そうだぞ?
 
 口に入れてみると、甘みは控えめ、ビターでコクが強く、見た目からは想像できないほどがっしりした構成。タンニンがきついとは感じないけれども、平格のブルゴーニュ赤としては大柄で飲み応えがある。酸味は……相対的には弱めだけど、無い、というほどでもない。でも2012年の平格赤で酸味がしっかりしている(またはきつい)とは感じたことがまだ無いので、これは2012年の傾向なのかな、と今は思っておくことにしようと思った。
 
 ※二日目。うわっがっかりするほどまずい。酸っぱくは殆どなっていないし、それなり前日に似ているんだけど……なんだろう、このワインが「死んだ」ような感じは。そうか、香りがびっくりするほど無くなっているのか。果実味の新鮮さも吹っ飛んでいる。