北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1204】Moncaro Marche Trebbiano 2013

 
モンカロ マルケ トレッビアーノ
 
 料理用白ワインが枯渇したので、このワインをそれにあてることにした。残りの半分ちょっとを今晩いただくことに。
 
 見た目は、ちょっと黄色っぽくて意外と安白ワインっぽくない。香りを確かめると玉葱っぽくはあるけれども、甘いお菓子のような成分も漂ってきてこれも意外と頑張っている。
 
 口に入れてみると、爽快でもの凄く酸っぱい味が。潤いがあって、ちょっとキンキンはしているけれども石灰のような鉱質が口のなかに広がり、なんだか口をすぼめたくなる。ただ、後味はちょっと貧弱で、この強烈な酸味が短時間に口のなかでしぼんでしまう。最初のうちはとにかく酸味が楽しいんだけどだんだんトーンが弱ってきて、玉葱風味でぺらぺらの安ワインの体裁に。あまりおいしいものではないけれども、このトレッビアーノ種でつくられた白ワインってたいがいこんな感じなので、不平を言うのもお門違いなんでしょう。