北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1210】Vie di Romans Ciampagnis Vieris Chardonnay 2012

 
ヴィエ・ディ・ロマンス チャンパニス ヴィエリス シャルドネ[2013]
 ※リンク先はヴィンテージが異なります
 
 今回はイタリア北東部・フリウリ系のちょっと良いメーカー、ヴィエ・ディ・ロマンス。このメーカーも高騰中でもうあまり買えないかもしれない。
 
 まず、抜栓すると屑コルクでがっかり……と思ったら、この屑コルクものすごく長いぞ?びっくりするほど長い屑コルクで驚いた。色は普通のシャルドネとして矛盾しない色で、抜栓した瞬間から洋ナシと桃の香りがする。鼻でくんくんやると、こういうのスイカズラの香りっていうのかな?とても清々しい花のような香りと蜜の香りが漂う。
 
 口に入れてみると、上記の風味のほかに、ちょっとプリンスメロン系・瓜系のフレーバーがあって、これはちょっと好みじゃない系統のシャルドネ風味。ただその点を除けば潤いバッチリ・甘みバッチリのシャルドネでバランス良く、だれるでもなく酸っぱいだけでもなく。こないだの南仏のマスのワインに比べると豊満でリッチ、ただしブルゴーニュ高級白ワイン系のタイプではなくちょっとメロン系過ぎていて余り好みではないかも。
 
 ※翌日。もうちょっと切れ味が良いというか、くっきりとした味の輪郭になった。これは二日目のほうがおいしかった。うーん、白ワインの二日目なんてあまり良いものではなさそうだと思っていたけれども。