北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1222】Fonterutoli Chianti Classico 2012

 
キャンティ クラシコDOCG・サンジョヴェーゼ・トスカーナ州・イタリアワイン
 
 今日の夕食は焼き肉中心のもの。じゃあ、キアンティクラシコにしてみましょうということで、久しぶりに名門どころのノーマルタイプを。ボトルには「ワインスペクテーター92点」という金色の張り紙がしてある。このシールははじめて見た。抜栓時、ちょっと手を抜きすぎたのかコルクが折れてしまい、大量のコルクが瓶に購入、仕方が無いのでフィルタとデキャンタで濾過を行った。
 
 でもって、色をチェック。まだまだ青色がかった不透明な液体。で、香りがすごくいい!イタリアスミレ&軟膏系の香りの模範というか、「いかにもキアンティクラシコ!」な香りが柔らかに匂い立ってくる。それと、土と森の香りが凄い。デキャンタしたせいもあるのかな?ザラメ糖と梅のような芯も。
 
 口に含むと、香りとは裏腹に硬派で辛口路線まっすぐのアタック。重くないけど存在感十分、凄い膂力だ!でも喉をとおるにつれて控えめな果実味と甘みがじっとりとついてくる。タンニンはしっかりしているけどバサバサしていない、なかなかワインの味に良く連れ添っている。呑み心地が良いのと、土系の香りが強いために、ついつい呑みたくなってしまう。食欲が増すワインだなー、嬉しいような困ったような。