北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1245】Santa Duc Heritage 2013

 
エリタージュ[2013}年・サンタ・デュック・ヴァン・ド・フランス
 
 このワインは、我が家のお気に入りになりつつあるサンタ・デュク(のジゴンダス)の産地違い・エリタージュのもの。価格は大幅に安いので、廉価版みたいな雰囲気だったらいいなと思いつつの抜栓。
 
 見た目は、やや不透明な感じのする深い暗いワインレッド。香りは、少し醤油っぽい&ジャムっていうより樹液を連想させるような濃い香りが漂ってくる。それと梅系のお線香。
 
 口に入れると、梅系の風味が強い、そこにちょっと苺ミルクを足したような風味。蚊取り線香のような後味がかなり強く、なんともいえない植物臭が漂う。タンニンはそんなにうるさくないけれどもワインは結構重く、ずっしりと腹に来る。植物系の風味が強くて、それはまあ悪くない趣だけど、一本調子過ぎるところはあるかも。
 
 ※翌日も相変わらず強い押しで一本調子。植物系の風味は何やら得体の知れない香辛料っぽくも感じられてきた。でも経時的に観測していて面白いワインではないかも。皆と一杯だけならともかく。