シャトー ペイボノム レ トゥール 2013 375ml
※リンク先はヴィンテージが異なります
今日の夕食は鶏肉グリルと魚介のアヒージョ。これに合わせたのはハーフボトルのボルドー系ワイン。ただ、このBlaye-Cotes de Bordeauxってなんですかね?AOC規格にあるらしいけど何だろう……と思ったら、こちらにブライ・コート・ド・ボルドーの解説が。ボルドー右岸の何からしい。
で、色はボルドーとしては薄めの色で、ホントにボルドーなの?という感じ。赤-青スペクトルとしては中間ぐらい。
で、香りは初手ではあまり感じられず。ちょっとピーマンを焦がしたような香りがするけどピーマン成分はあまり強く無い。もっと煤っぽいニュアンスのほうが目立つ。
口につけると、口当たりは軽いけれども苦みと渋みがどっさり。果実味も乏しく、えらく苦くてイガイガした飲み物だぞ?!しかもなんだかガチャガチャしている。まずい!
でもしばらくすると果実味がじわじわ出てきて呑める感じになってきた。ボルドーらしい節制の利いた酸味と果実味で、ちょっと禁欲的ではあるけれども落ち着いた呑み心地がする。だんだん味のエッセンスが一箇所に集まってきたような感じで、そんなに高いワインではないなりに善戦している。