北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1321】Chateau Romassan Domaines Ott Bandol Rose 2013

ドメーヌ・オット シャトー・ロマサン バンドール ロゼ
※リンク先はヴィンテージが異なります
 
 続いて出てきたのは、「これ、本当にワイン?」という薄ピンク色の液体。なんだこりゃ?グラスが弱いせいか、例によって香りはいまひとつわからない。それとも風邪でもひいちゃったか?
 
 仕方が無いのでそのまま口をつけてみると、これってローヌの白ワインですか?というような金柑~八朔のような味がする。白ワインだとそうなるけれど……。「ロゼじゃないの」と仰る人がいて、なるほどロゼだとしたら、これってプロヴァンスのロゼぐらいしか考えられないよ?というぐらい色が薄い。苦みの伴う酸味のさっぱりした飲み物で、ぬるくなっても酸味は割と保たれている。しかしプロヴァンスのロゼってこんなに金柑&苦みが濃かったっけ?
 
 正解は、本当にプロヴァンスのロゼ!やった!それなり推論どおりではあったわけだ、でもプロヴァンスのロゼってもっと気の抜けたようなものだと思っていただけに、嬉しい計算外。後で調べたら結構なお値段のロゼでびびった、なるほど見た目は薄くても根性のある品なわけだ。ナイスチョイス!