テスタロンガ / エル・バンディート・コルテーズ・シュナン・ブラン [2014]
さて、ロゼを開けてから……なんと!白ワインがまた出てきましたよ!
グラスを眺める限り、少し濁っているようにみえる。ゴワゴワとした酸味で、すごく酸っぱい酢橘を連想する。そして苦みが強いワインですね!やや粗っぽいけれどもパワフルなやつ。リースリングやシャルドネじゃあない。ミュスカデに似ているような甘さもあるような?いやいやミュスカデがこんなに苦くて粗っぽい酸味のわけがない。変わり者系の品種とみた。
自分の知っている品種だと、ヴェルメンティーノ(それもサルディニア産)か、カンパーニャ州の土着白ワインが連想されるけど、果たしてそんなものを持ってくる人がいるだろうか?首をかしげながら飲んでいるうちにタイムオーバー。正解は南アフリカ産の白ワイン、シュナンブランでした!やられた!ロゼの後釜に出てきて苦くて個性的な白ワインとして納得できる正体でした。