続いて出てきた赤ワインは、はっきりと明るく透明感のあるワイン。アマローネとの比較では、つい「ピノ・ノワールじゃないの?」と言いたくなるような雰囲気で、コート・ド・ニュイあたりのピノっぽい色合い。香りは……やっぱりはっきりしません。風邪?
で、口をつけてみると、なんと酸っぱい!爽やかですらある。タンニンはそれほど強く無く、コクはあるけれどもフルボディって感じじゃない。果実味の甘みやボディの大きさで攻めてくるタイプじゃなくて「いわゆるミディアムボディ」のゾーン帯?それこそコート・ド・ニュイのピノじゃないの?乳酸がニュニュっとしているところも含め、随分と飲みやすく美味しい。
ところがこのワイン、登場した時点でボトルがブルゴーニュ型じゃなくてボルドー型だったのでした。だから「ピノ」は絶対に不正解。馬鹿な!だとしたらヴァルポリチェッラクラシコとか?でもそれだったらアマローネの後に出てくるわけがない。あなた一体何者?
で、正解はTSUGANEの赤ワイン、メルローでした!うわー日本のワイン!しかも噂に聞くTSUGANEとは!メルローってこんな風に仕上がるこことがあるんだ。こりゃわかんないですよ、しかし勉強になりました&美味かったです。