今日はちらしずしがメインの夕食。だとしたら、シャルドネあたりで大丈夫かなと思ってこいつをチョイス。
まず、見た目はそれなり濃い色をしていて、シャルドネの平均よりはちょっと濃いぐらいかな?というような。グラスのへりを見るに、ちょっとねっとりとしているぞ?香りを確かめると、ふっくらとした甘い香り。蜂蜜っぽさはあまり感じられず、「菓子パン」のような甘さと感じる。あと、樽。樽っぽい。
口に含むと、うわっ樽だー!プリンスメロンのような甘さと、皮の近くのちょっと苦い感じに似たようなフレーバーがどっしりと来た。露骨に口のなかでふくらみ、潤いがあるところはピノ・グリ種のよう。酸味はあまり感じられず、当初はこれまたピノ・グリのようだったけど、糖度の低い八朔のような酸味が感じられるようになってきた。
でも、大柄なぶん、なんだか照準がカチっとしないなー。すっとぼけた印象。がっかり。
※翌日、冷えた状態でもう一度出してみたら、クッキーのような芳香を放ってうまそう。口に入れてみると、やはりすっとぼけてはいるけれども昨日よりはキリっとした方向に近づいて、ふくらみ一辺倒ではなくなった。そうか、初日も即座に冷やせばよかったのか!それでも高く評価できるワインではないと思うけれども、付き合い方を間違えていたのは反省しなきゃと思った。