北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1421】Cavicchioli Lambrusco Rosso Dolce (N.V.)

 
カビッキオーリ ランブルスコ ロッソ ドルチェ
  
 まだまだ暑さが残る今日この頃、こういう時期のうちにランブルスコの在庫は飲んでしまったほうが幸せかなと思い、嫁さんと甘口ランブルスコをいただくことにした。メーカーは、安くておいしいカビッキオーリのもの。
 
 まず見た目。先日のグラスパロッサ・アマビーレに比べると色が明るく、ちょっとピノ・ノワールっぽくすらある。泡もモコモコしていないし控え目、正直、あまり期待できなさそうな見た目。香りもちっとも漂ってこない。
 
 口をつけると、まず甘い!甘酸っぱいランブルスコの味だけど、ブルーベリーヨーグルトぽさは控え目で、イチゴ~さくらんぼ系の甘酸っぱさが目立つ。それでも、二口、三口と飲み進めればヨーグルトっぽさを帯びてはくるけれども、それがメインの風味として出張るほどではない。ただ、先日のグラスパロッサ種でつくられたアマビーレ(中甘口)に比べると、甘さもコクも物足りなくて、酸っぱさだけが勝っているような感じがする。300円の価格差がいかにも重く感じられ、現時点ではグラスパロッサのほうがお買い得っぽい。