北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1426】Pieropan Soave Classico 2015

 
ピエロパン ソアーヴェ・クラシコ
 ※リンク先はたぶん最新ヴィンテージです
 
 今日はポケモンGOのために遠征した帰りなので、疲れた身体にもやさしそうなワインを。我が家では定番の、ソアーヴェクラシコをあけてみることにした。ちなみにこの銘柄は、直近では2014年モノと対峙していて、2015年モノは初めて。
  
 まず、見た目は薄い白ワインの色で、どうということはない。ほんの僅か、今回は気泡が混じっているように見受けられる。香りは爽やかな花畑~台所洗剤系だけど、甘きに流れず、すごく酸っぱそうな雰囲気。
 
 口をつけてみると、アタックは爽やかな酸味。香りの花畑系のフレーバーがそのまま口のなかいっぱいに広がる。けれども余韻がソアーヴェ独特の滲んだような後味で、疲れた身体には心地よい。以前に呑んだ、ソアーヴェ系でより廉価なアルファ・ゼータのガルガネガと比較すると、こちらのほうが非力かつ酸味に褪せたようなところがあるけれども、そのかわり余韻の柔らかさはこちらのほうが上。してみれば、アルファ・ゼータの品は1100円としてはよくできていたというか、単純ながら善戦していたということか。とはいえ、ソアーヴェクラシコの基準点としてはこのワインが一番便利なので、これからも贔屓にしていこう、と思った。
 
 ※二日目は、前日よりも酸味が蘇って若返ったかのような。かえって飲みやすく気持ち良くなった。