北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1451】Farnese Fantini Pinot Grigio 2014

 
ファルネーゼ ピノ・グリージョ
 
 普段、ワインは買ってきたその日にはなるべく飲まず、一週間以上置いてから飲むようにしているけれども、このピノ・グリージョはどうしても当日抜栓したくなったので開けてしまいました。
 
 まず、色は普通の白ワイン色でどうってことはない。香りは、フランス産のピノ・グリではなくイタリア産のピノ・グリージョだと自己主張しまくりの、爽やかな植物系フローラル、ほんの少し苦そうなハーブっぽい香りも混じっていて、フランス産とはえらく雰囲気が違って青々としている。ソーヴィニオン・ブランの青々としているところが半分混じっているような。で、少し蜂蜜っぽくもある。この価格でこの構成はうれしい。
 
 口に運ぶと、実に爽やかな酸味が来た!さりとてやせぎすのワインではなく、ピノ・グリほどじゃないけれどもふくらみもあるし、甘味もそれなり、で、味のほうにも植物系フローラルがしっかり入っていて、飲んでいてとても気持ち良い。さすがのファルネーゼ! 何を飲んでも旨いけれどもこいつは本当に期待どおり。お値段以上の活躍をしてくれた。
 
 ※翌日は、ちょっとチープな雰囲気になったけれども、これでやっとお値段並みかと。良いワインだった。