北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1519】Alba Bella Falanghina Brut (N.V.)

 
アルバ ベッラ ブリュット ファランギーナ
 
 今日の夕食は、魚と蟹をメインにしたパスタ、チーズそのほかの前菜がいろいろ。こういう料理には、南イタリア産のワインがよく合うと思い、ちょっと変わったスパークリングワインを。これは南イタリア土着品種、ファランギーナを使ったスパークリングワイン。
 
 まず色。意外と黄金色をしていて「らしい」姿をしている。普通のファランギーナよりも濃いかもしれないぐらいで、細かな泡がぷくぷくと立ち上っている。香りは、まさにファランギーナ、スイカズラのような花の香りと石灰岩やラムネを思わせる清々しい香りが漂ってきてブレていない。
 
 口に入れると、期待通りのゴワッとした酸味とすがすがしい味わい、それから八朔のようなシトラス。それでいて、蜜のような甘みもあり、南イタリア産の土着品種らしい、ボリュームの大きさを伴っている。泡でぷちぷちとはしているけれども、品種の持ち味が存分に生きている感じがして嬉しい。