北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1635】Pieropan Soave Classico 2016

 
ピエロパン ソアーヴェクラシコ 2016
 
 このワインは、いつもいつもお世話になっているピエロパン社のソアーヴェクラシコ。飲んだ数は数知れず、直近では8月に呑んでいる。今回は冬のソアーヴェ、トマトパスタと一緒に。コルクが屑コルクではなく立派なコルクになっていた。どういうことだろう。
 
 まずはグラスに入れて検分。あいかわらず白ワインとしては薄めの色あい、少し緑色がかっているかもしれない。香りは、台所洗剤をもっとソフトにしたような香りがほんわりと漂い、今回は、ほんのり蜜の香りと、ブロッコリーを湯がいたような香りがする。
 
 口に運ぶと、実に口当たりがソフトで、シャルドネなんかとは全く違う。それでいて、後味にはしっかりとした酸が感じられて、それでいて酸の後味には温野菜のようなニュアンスがじーんと残る。やはり、このワインには水彩画にたとえたくなるような、滲んだおいしさがあるように思う。他国の品種でいえば、アルザスのシルヴァネールあたりが近いのかもだけど、デイリーなおいしさとしては抜群、いやされるところがある。ついつい飲んでしまって1/3しか明日に持ち越せないことに。飲み過ぎてしまったほう。
 
 ※翌日は少しブロッコリーっぽさが減って酸味が勝ったかも。初日にたくさんおいたのは正解だったかも。