ルイ・ラトゥール ブルゴーニュ・シャルドネ [2015]
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ブルゴーニュの大手メーカー、ルイ・ラトゥールの一番ベーシックな白ワインと久しぶりに対峙。この一番ベーシックなやつとは長らく出会っていなくて、約4年前に一度会ったっきり。
さっそくグラスに注いでみると、実に白っぽくて薄い白ワイン。シャルドネのなかでも軽量級、ブルゴーニュの平格白としてはいかにもありそうな色合い。香りは、少しトーストっぽくもあり、少し米糠っぽくもある。ちょっと酸味の勝った、薄口さっぱり系の路線を想像させる匂い。
で、口をつけるとまさにそんなような味わい。ほんのり蜜の気配すらあって、欠点らしい欠点の無い、お手本のようなシャルドネ。特別な香り高さがあるわけではないけれども、そういうのは上級クラスに求めるべきで、これはこれでひとつのワインとして完結していて良かった。