北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1723】La Passion Grenache 2015

  
ラ パッション グルナッシュ
 
 このワインは、「ラ パッション」という名前しかわからず、作り手がよくわからないワイン。ボトルづめしたのは「Maison Jean Pla」と小さな字で書かれているけれども、すごく控え目だ。なんであれ、南仏産のがぶ飲み赤ワインとみた。
 
 まず見た目はごっつい赤ワイン。さすがに濃い。不透明であしの長い赤ワイン。で、香りがすごくオーガニックというか、腐った切り株にベーコンを置いたような、なんともいえない匂いがする。それと線香。グルナッシュ(ガルナッチャ)にありがちな線香風味が強く漂っている。
 
 口をつけると、タンニンがきっつい。かなり尖ったタンニンだけど、果実味が非常に豊かでコクがあり、分厚い味わい。このタンニンのきつさは、赤ワイン慣れしていない人をひるませると思うけれども、そこさえ堪えられるなら、肉厚な赤ワインの一典型という感じがする。ちょっとシンプルな構成だけど、こういうごついグルナッシュも普段飲み的にはいい。
 
 ※二日目も似たような感じ。ちょっと飽きたかも。