北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1768】Domaine Michel Caillot Meursault le Limozin 2002

 
ミシェル・カイヨ ムルソー
 ※リンク先はヴィンテージが異なります。また、村名格畑がリムザンではありません。

 こいつは、メーカーの名前は知っているけれども飲んでみたことのないムルソー(村名格)。ムルソーはくつろげる感じの楽しいワインが多いので、そうであって欲しい。
 
 まず、色。かなり濃い山吹色をしている。香りは初手からムルソー!それも若いムルソー!ハチミツとアップルパイのようなあまーい香りがこみあげてくる。
 
 果実味はフルーツポンチを含む、シャルドネとしてはちょっと南のほうっぽい感じの美味さが来た。ちょっと大理石っぽいフレーバーがあってストラクチャーを感じさせるけれども、それほど目立つほどでもない。酸味も軽いところでまとまっている。で、ちょっぴりきのこ系のフレーバーも来たから、熟成もちゃんとしているのだろう。
 
 やや小粒な出来栄えではあるけれども、ムルソーにあって欲しい要素はみんな揃っているワイン。いいんじゃないでしょうか。