北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1808】Gruss Cremant d'Alsace Brut (N.V.)

 
クレマン ダルザス ブリュットNV ジョセフ グリュス エ フィス
 
 人が集まったおりに出てきたスパークリングワイン。ものはアルザスでつくられたクレマンなので、そこらのスパークリングワインよりは期待したいところ。
 
 グラスに入れてみると、まずまず黄金色に光っていて、泡のたち具合は中庸。香りは、リンゴと漬物とイースト系が匂ってきて、まるでシャンパーニュのよう。かなり立派ななりをしている。 
 
 で、口に入れるとリンゴ!青リンゴを想像させる爽やかなグリーン系果実味と苦みが来て、そこに漬け物風味が幾らか乗っている。これは、へたな安シャンパーニュよりもシャンパーニュらしいような気がする。この苦みとグリーン系果実味は、リースリング由来なんだろうか? それでいて重くて飲み飽きるような風でもない。これはよくできたクレマン(ダルザス)だと思う。かなり良いのでは。