北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1811】Cline Cellars Sonoma County Syrah 2016

 
シラー “ソノマ・コースト” ソノマ・カウンティ [2016]

 見た目はやや青紫色をしていて、若々しい印象を受ける。若いシラー、というような。香りはマジックみたいな揮発臭がしっかり。その奥から、プラム系、プルーン系の香りがあがってくる。
 
 口にいれると強烈なマジック!香りそのまんまの、プルーンとプラムをまぜまぜしたような味がする。タンニンは、この手のワインのなかでは穏やかなほう。とはいえ全体的に力強いワインなのでタンニンが相対的に目立たないだけかもしれない。
 
 やがて伸びてきたのは果実味。爆発するジャムとでも言いたくなる、やけにじゅくじゅくとした果実味がやってくる。ここからは果実味がとにかく印象に残る展開だった。
 
 ※二日目は果実味がいくらか落ち着いたけれどもジャムっぽさ、それに伴う重さは健在。やや一本調子かも。