北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1848】Fish Hoek Chenin Blanc 2018

 
vinica.me
https://www.aeondewine.com/shop/goods/goods.aspx?goods=A106-6009650562030
 
 このワインブログにはシュナンブラン種についての飲んだ記録がそれなりあるけれど、シュナン・ブランと表現しているところもあって全部は引っかからない。どうやら「シュナン」だけで検索しなければならないらしい。で、これは南アフリカ産の安いシュナンブラン種。
 
 まず見た目。このワインも色が薄く、ちょっと緑色っぽい。品種、産地を考えるとおかしいとは思えない。香りは、すごく草原っぽい匂いとパパイヤみたいな南洋黄色果実っぽいきつい匂いがぶわんとやってくる。
 
 口をつけると、やっぱりパパイヤみたいなえぐみと甘み、それからこれは渋みだな。シュナン・ブランには割とありがちなことだけど、こいつには微妙に渋みがあって、これがまたパパイヤを思いつきやすくしている。でもって、そこに伊予柑みたいなかんきつ系の鋭い甘味が舌に向かって差し込んでくる。知覚される風味は結構いろいろなんだけど、まとまって捉えるのが難しい印象。まずいわけでも味気ないわけでもないけれども、なんだか難しいな。