北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1917】Cono Sur "Bicicleta" Pinot Npoir 2015

 
コノスル ビシクレタ ピノノワール
 
 今回はチリワイン大手・コノスルの一番安いピノ・ノワールをいただくことになった。こないだ新世界産の安ピノを飲んだばかりなのでちょうど比べたいところだった。
 
 見た目はかなり薄い。そうか新世界のピノって薄い色だったのか。やや赤茶色がかっているけれども透明度が高い。香りは、アセロラ系に加えてなんだかえぐいやつが来る。あとコーヒー。これはコーヒーがとても強い。
 
 口に運ぶと、やはりコーヒー風の苦みが目立つワイン、そこにアセロラっぽい甘味を帯びた果実味があって、なかなか旨い。ただ、えぐいやつがなー。なんだろうこれ、木の枝の風味なのか、変なえぐみがある。それともテントウムシ?いやいや、テントウムシブルゴーニュでは時々あってもチリにはなさそうだし、これなんだろう。だいたいおいしいけれども、ピノとしては雑味があるってことになるんじゃないだろうか。おいしいけれども減点対象があるので、お値段相応といったところか。