北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1954】Georges Duboeuf Beaujolais-Villages Nouveau 2019

 
ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー 2019 ジョルジュ デュブッフ
 
 遅ればせながら!なんとボジョレーヌーボーをいただく機会が巡ってきた。やー、自分ではなかなか買って飲むことのないワインなのでちょっと楽しみ。いったいどんな内容だろう?メーカーはボジョレーの帝王とかわけのわからない呼び名になっているジョルジュ・デュブッフ。
 
 まず見た目。意外に蛍光ピンクが入っているんじゃないか?あとは梅干しの入った壺みたいな、ちょっとショッキングな感じのワインレッド。ピノ系とは明らかに違う。香りは、ごく弱くチェリー系の香りが感じられるけれども微弱。
 
 口をつけると、とにかく果実味がパーッと弾けて酸味もほどほど。ザ・果実酒というような。あれっこんなに飲みやすかったっけ?近縁のワインで思いつくのはマスカットベリーA。マスカットベリーAのうち、特にボジョレーを連想させる、あのへんに似ている。いやいや、こちらがパクられ元なんだろうけれど。果実味に透明感があるせいか、このワインに含まれる苦みやえぐみみたいなものも感じられるけれど、それでも一般的には飲みやすい赤ワインだと思う。なるほどこれがボジョレーヌーボー(2019)か。勉強になりました。