ルフレーヴ マコン・ヴェルゼ 2016
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このワインは、ブルゴーニュの白ワインの名門、ルフレーヴ(注:オリビエ・ルフレーヴという紛らわしいメーカーがあるけれども、これは正真正銘のルフレーヴ)がつくっているワインのなかでは廉価版、さわやかさが身上のマコン。
まず見た目。ちょっと薄めの、レモン色っぽい色合いをしている。香りは、蜂蜜&蜂蜜ヨーグルトのような甘い香りがする。その後ろから爽やか系の香りが重なる。
口に含むと、やはり蜂蜜ヨーグルトの蜂蜜っぽさ(つまり真正の蜂蜜でなく日本の蜂蜜系フレーバーのような)、あるいははちみつレモンのはちみつのような風味がある。とても柔らかい甘さ。それと、マコンらしい酸があるけれども、あまり酸が強いとは言えない。少なくとも2015年のこいつは、例年のマコンヴェルゼと比較して、ちょっとリッチ系の度合いが強く、酸が出張る感じではない。
※翌日は、もう少し酸が勝ったようなつくりになって、こちらのほうが「らしい」感じがする。でも昨日のちょっとリッチな雰囲気も捨てがたかった。ともあれ良いシャルドネなのは相変わらず。