北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1968】Sangre de Toro Original 2017

サングレ デ トロ オリジナル 現行
 
 この赤ワインは、スペインワインセットに入っていたもの。ボトルに牛のフィギュアがくっついていて、この牛のフィギュア、スペインでよく見た大手のやつのようにみえる。名前からいっても、たぶんそうなんだろう。スクリューキャップなので抜栓も楽ちん。
 
 まず見た目。かなり黒々としているけれども、スペインワインとしては標準的。香りは、胡椒のようなスパイシーさを帯びた葡萄果実、割とこれもオーソドックス。
 
 口に運ぶと、ずっしりと重たい飲み口で、ちょっと墨っぽさもある。タンニンはほどほど、酸味もほどほど、果実味は豊かだけどワインの重たさのおかげで、やたら果実味を投げつけてくるような感じではない。スペイン品種のテンプラやガルナッチャの独特な風味がこのワインからはあまり漂ってこない。大手が創っているためか、なんか良くできている。驚いた。
 
 ※翌日は、やや細身・軽量の味わいになったけれど、もともとバランスの良いワインだからか、とても飲みやすい。飲みやすく、バランスタイプの量産型スペインワイン。ただ、翌日にやたら頭が痛くなった。このワインの影響?たまたま体調が悪かった?めったに頭が痛くならないので、そこはちょっと引っかかった。