北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2031】Frederic Cossard Pommard 2008

 
フレデリック・コサール ポマール 2015
 
続いて出てきたメインディッシュはイベリコベジョータをソースにあわせたもの。適度に噛み応えがあり、適度に脂が乗っていてストレートに美味い。このタイミングでいただくのは、ポマール。 
 
オリヴィエ・クサンのカベルネフランほどではないにせよ、色調はやや濃い。ワイングラスに鼻を近づけると、桐箱系ではなく、別種の香料(お香の店に売っているような・少し動物系も混じっているタイプの)、ジビエ、そのあたりを強く意識する香り。でもって、このワインからは果実系の香りが特に強く感じられる。
 
口に運ぶと、モルゴンなどに比べて草っぽさがある。これ、もしかして一つ前のカベルネフランと混線してないか?(しかし、メモには「ポマールから草っぽさ」と記されている)ある程度、酔いが回っているのでこのあたり真偽不明。イベリコベジョータとの相性はとても良い。さすがにうまく付き合ってくれる。このワインも2008年とあり、ポマールとしては一人前の年齢なためか、変に引っかかるようなところはなく、おいしくいただけた。