北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2043】Markus Molitor Riesling Urziger Wurzgarten Spatlese 2016

 
ユルツィガー・ヴュルツガルテン シュペトレーゼ(ホワイト・キャプセル)[2016] マーカス・モリトール
 
 このワインはドイツはモーゼル地方でつくられたリースリング、そのシュペートレーゼクラス。初めてのメーカーで、どうやら辛口らしい。辛口でもシュペートレーゼとは、どんな仕上がりだろうか。
 
 リーデルリースリンググラスに注いだ色は、ほんのりとしたレモン色。甘口のシュペートレーゼにありがちな山吹色とはちょっと違う。香りは仄かな花畑系で、グリーンを効かせた新世界系とも、甘口のシュペートレーゼともまた違う。冷やし過ぎたのがいけなかったかもしれないので、あとでまたチェックしなければ。
 
 口に運んでみると、苦みとしっかりとしたミネラルが第一に来た。でもって、いつまでも残る甘酸っぱくてうるおいのある酸。最近よく飲む新世界のリースリングに比べると、ワイン自体は辛口のくせに後味に強烈な蜜が宿っていて背筋がしゃんとしているのが偉いところ。酸の質がいい。飲み進めるとツツジの蜜のような香りがプーンと香るようにもなってきた。甘口のシュペートレーゼから、甘味を取り除いてドライにしたらこんな感じじゃないかというイメージにかなり近い。
 
※翌日。ドイツ産のリースリングらしさはあるけれども、初日に比べると、ちょっと貧乏な酸味と意識することが増えてしまった。甘さが七難隠す甘口に比べると、ドライは弱点が露出しやすいのかもしれない。このメーカーのワインは我が家にまだあるので、少し時間をおいてリトライしてみよう。