北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2069】François Montand Brut (N.V.)

フランソワ モンタン ブリュット
 
このワインは、フレンチを食べる際にどれにしようか迷い、なんだか値段の安い泡があって、お店の人と相談してこれにしちゃったというもの。事前調査なしに、いきなり入ったフレンチでのことだったのでこれにしちゃったけど、そのフレンチがかなり優れていたので、後で考えるとグラスにすればよかったかもしれない。でも、とりあえずこいつでアプローチすることになった。
 
フルートグラスに注いでもらうと、色合いはレモン色っぽく、泡はあまり多くない。香りは……すがすがしい植物系の香りが中心。メレンゲとか漬物とか、そういったごちゃごちゃした雰囲気は伴っていなかったと思う。
 
口をつけると、これは爽やか系スパークリングワイン。苦みや重さはほとんどなく、青りんご系のさわやかスパークリングワイン。八朔や夏みかんにやや近い、酸味のしっかりしたさっぱりスパークリングワインだ。濃い料理に対して駄目かな?と思ったけれども、かえって濃い料理を相手にさっぱりとした役をつとめてくれ、そんなに困らなかった。